講義:「介護保険制度の現状」 令和元年12月12日(木)

北海道総合福祉研究センター理事長の五十嵐教行先生にお話いただきました。最初に、介護保険制度を取り巻く環境から始まり、2000年に介護保険制度が実施した状況について詳しくお話しくださいました。この制度は、少子化と高齢化で、増加する高齢者の介護を家族で行う限界からスタートしたとのことです。後半は、介護保険制度を利用する際の問題点を2点お話しくださいました。申請主義であるにも関わらず、1点目は、いつ、どのような状況で申請するのかが明確でないこと、2点目は、申請する方の心の問題であることを指摘されました。また、質問にも随時丁寧に答えていただきました。学園生にとって関心の高いテーマで、終始うなずくことが多くあり、たいへん熱心に聞き入った講義でした。

講義の様子を後ろから撮影した写真講師の後ろから撮影した写真講師の後ろから撮影した写真講義の様子を前から撮影した写真