講義:「豊平区の地形地質は支笏火山の贈り物」 令和2年2月6日(木)

山の手博物館理事の若松幹男先生にご講義いただきました。地球の成り立ちから始まり、豊平区の地質のお話と講義が展開しました。古い時代の泥岩や砂岩、粘土層、豊平川扇状地堆積物の上に支笏火山の堆積物が重なっているとのことです。続いて支笏火山の話になり、5万5千年前に始まり100年前の噴火まで、支笏湖が今の形になる過程を説明していただきました。後半は一昨年9月の胆振東部地震についてお話を伺いました。分かりやすい写真や多くの具体的な資料提示で、終始学園生をひきつける話でした。地質を研究され、またその知識を小学生にも伝えていらっしゃる先生の熱意に心打たれました。

講義の様子を後ろから撮影した写真講義の様子を前から撮影した写真講義の様子を前から撮影した写真講義の様子を前から撮影した写真