講義:「民泊による地域の魅力づくりを考える」令和元年9月12日(木)

札幌大学名誉教授千葉博正先生にご講義いただきました。講義は、「民泊による地域の魅力づくりを考える」と題して、今話題の「民泊」の現状と分析からお話が始まりました。具体的な事例を取り上げながら、「観光」から「歓交ニーズに応える地域力の向上」に展開しました。楽しいところに人は来るという国内外の実例に、学園生は何度も頷きながら聞き入っていました。自分にも何かできることがあるのではと思うようになりました。学園生はいつも以上に食い入るように集中して聞きました。今後に向けて、もっと聞きたいと感じた講義でした。

講義の様子を撮影した写真講師の横から撮影した写真講師の後ろから撮影した写真講師の後ろから撮影した写真

視察研修:月寒小学校との交流   令和元年9月10日(火)

創造学園44期教養科46名が、月寒小学校の交流会に参加しました。開校138年目の伝統ある月寒小学校の玄関前に集合し、緊張した面持ちで校内へ入りました。早速、小野寺伴幸校長先生のご挨拶を受けて44期大谷会長からお礼の挨拶がありました。その後校長先生から「月寒小学校の修学旅行」のお話を伺いました。3年生児童の拍手に迎えられて交流会会場の体育館に入場しました。児童代表の挨拶に応え、大谷会長から挨拶があり、講義の中で作成したしおりをプレゼントしました。交流会では、児童と一緒に「茶摘み」の歌に合わせ手遊びをする場面もあり、その後学園生1人に対して児童2、3人からインタビューを受ける形で交流しました。最後は児童の温かい拍手に包まれて小学校を後にしました。「可愛くてもっと居たいね」「とても楽しかった」「これからも続けてほしい」という声がいくつも聞こえ、3年生児童との交流を楽しみながら、多くのことを学びました。

校長先生の話を聞いている写真校長先生の後ろから撮影した写真インタビューを受けている写真茶摘みの歌に合わせて手遊びをしている写真

視察研修:地下鉄東車両基地  令和元年9月5日(木)

創造学園43期専攻科は、午前と午後の2班に分かれて、地下鉄大谷地駅から徒歩15分ほどの距離にある「地下鉄東車両基地」を視察しました。東車両基地に着いて、すぐに研修室にてDVDで地下鉄が果たしている役割について説明を受けました。南北線と東西線、東豊線の車両や方式の違いや東車両基地の全体像を聞きました。続いて車両整備をする広い施設内を見学しました。学園生も利用する東西線の車両、台車、ゴムタイヤ等を見て回りました。日頃利用している地下鉄が、車両基地の皆さんの手で丁寧に点検整備され、安全運行につながっていることを学ぶ良い機会となりました。また、学園生は日頃感じていた疑問をこの機会にたくさん質問していました。正味1時間という限られた時間の中でしたが内容の濃い視察研修になりました。

DVDを視聴している様子を撮影した写真車両整備の説明をしている様子を撮影した写真台車の説明をしている様子を撮影した写真運転室の中で説明を受けている写真

講義:「マラカスづくり」  令和元年9月3日(火)

創造学園44期教養科では、「マラカスづくり」の実習をしました。教養科学園生50名全員、一つ一つの材料を確認して、丁寧に順序よく作りました。廃品となるR1の容器や100均の電球型の容器を机に並べて、ビーズを入れ、マスキングテープやシールを貼り、個性的なマラカスが出来上がりました。完成したマラカスを振って、出る音を慎重に聞き、ビーズの量を調整したり、マスキングテープやシールのデザインを工夫したりしていました。出来上がったマラカスを使って、早速曲に合わせました。ふるさと、ジングルベル、学園歌の三曲に合わせて、事務局の坂田の指導のもと、南副学園長(館長)のギター伴奏で楽しくマラカスを振りました。今後の音楽の講義や課外活動、そして、家庭でもマラカスのある生活で楽しい雰囲気づくりに役立ててほしいと思います。

マラカスを作っている班の様子を撮影した写真マラカスを作っている班の様子を撮影した写真マラカスの指導をしている二人の様子を撮影した写真指導の二人の後ろから撮影した写真

講義:「お口の健康は全身の健康」   令和元年8月29日(木)

歯科衛生士・主任介護支援専門員の渡邊紀子様に「お口の健康は全身の健康」というテーマでご講義いただきました。「口は何をするところ?」という問いかけから始まり、学園生はすぐさま「食べること、しゃべること、呼吸すること」と当たり前に答えましたが、他にも「顔の表情、力の発生(ふんばり、バランス)、脳への刺激等」もあると説明を受け、なるほどとうなずいていました。講義は、口腔ケアが主となって進められましたが、マスコミや巷の常識で捉えていることが実際とは随分違っているという事実を学びました。軽快な口調で、身近なことを具体例として取り上げたり、先生の体験に基づく話が随所にあり、終始引き付けられました。また、質問にも随時気さくに答えていただきました。「弱る足は鍛えるのに、大切な口は鍛えないの?」と言う先生の最後の深い問いかけが響きました。途中緊張をほぐすような運動や咀嚼の体験もあり、楽しい雰囲気の中で大切なことをたくさん学び、あっという間に終了の時刻になりました。いつも以上に集中し、口腔について関心と実践意欲を高めた講義になりました。

講師の後ろから講義の様子を撮影した写真講師の後ろから講義の様子を撮影した写真正しい姿勢をとる動きを体験している写真講義の様子を撮影した写真

講義:「体の老いと心の老い」  令和元年8月27日(火)

創造学園44期教養科は放送大学教授の井出訓先生にご講義いただきました。「あれ?、この人はボケているんじゃないかと思う瞬間とは?」という質問から始まりました。「認知機能とは、…」「物忘れとは、…」とお話が続きました。先生ご自身の体験談を取り上げ、分かりやすく楽しく説明していただきました。学園生は終始先生の快活で軽妙な語り口にすっかり魅かれました。われわれはともすると、老いることで考え方がネガティブになり、どこかで心をさびつかせていないかと問われました。「Use it or lose it!」=「使いなさい、さもないと衰えてしまう」、「老人力」とは心をさびつかせないこと。もう一度自分の心の動きに目を向けることが大切だというお話に学園生がしきりにうなずいていたのが印象的でした。今後に向けてたくさんの元気をいただいた講義でした。

講師の後ろから講義の様子を撮影した写真講師の後ろから講義の様子を撮影した写真学生の席側から講義の様子を撮影した写真部屋の後ろから講義の様子を撮影した写真

創造学園43期44期:北海道マラソンボランティア 令和元年8月25日(日)

創造学園は、2019「北海道マラソン」に給水ボランティアとして参加しました。43期・44期が6つの給水場所を担当しました。7.5キロ地点の豊陵公園に8時00分集合、準備に入りました。43期の学園生は昨年の経験を生かし、44期に説明したり、効率よく動くすべを伝えたりして、協力し合ってそれぞれの給水所の設営をしました。水・スポーツドリンクと氷を用意し、カップに注いで積み上げました。8時45分頃車いす選手が通過し、9時マラソンがスタートしました。9時23分にはトップグループが通過しました。その後40分間くらい、途切れることのない集団が通過し、給水活動が大忙しの状態でした。特に、スボーツドリンクは人気で、経験を生かした手際のよい分業で行いましたが、供給が間に合わないときもありました。空模様が悪く、途中3回ほど小雨がふり、合羽を着ながら行いました。10時過ぎにはピークを越え少し余裕ができました。最後は、散らばったコップの清掃と道具を片付けて終了しました。学園生が「がんばって」と声援を送りながら給水をしていると、ランナーから「ありがとう」の言葉が返ってきて、元気をいただき感動の一日となりました。

給水所の準備をしている様子を写した写真給水所でコップに水を入れている写真給水所に先頭集団が通過する写真給水所がピークで大忙しの状況の写真

講義:班別学習の交流とオリエンテーション 令和元年8月22日(木)

創造学園43期専攻科、2学期最初の講義は「オリエンテーション」を行いました。長い2学期を計画的に見通して、確かな成果を上げたいと、この時間を設けています。先ず、昨年度まで創造の日といっていた班別学習の進捗状況の交流をしました。各班、これまでの活動を端的に報告しました。6つの班の進捗状況を聞き終えて、10月3日の班別発表会がとても楽しみになりました。後半、文化祭の参加対応、専攻科と教養科の交流会概要、北海道マラソンボランティアの取組打合せ等を丁寧に話し合いました。

班別学習で班の進捗状況を報告している写真班別学習で班の進捗状況を説明している写真

講義:「無限に広がる大宇宙」  令和元年8月20日(火)

月寒公民館館長・創造学園副学園長の南博様をお迎えして、二学期最初のご講義いただきました。「無限に広がる大宇宙」と題して、身近な、具体的な指標を取り上げ、宇宙の大きさを段階的に説明してくださりました。学園生の中には宇宙のことをよく知っている方もいましたが、多くの方は断片的な知識となっています。今日の講義で、断片的な知識が整理されただけでなく、宇宙の大きさを具体的な指標で把握できたのではないかと思います。リズムある語り口とゆったりとした展開で、学園生は何度もうなずくことが多く理解を深めていました。講義は1時間ほどで終わりました。後半は2学期のオリエンテーションを行いました。

講師の後ろから講義の様子を撮影した写真講師の後ろから講義の様子を撮影した写真講義の様子を後ろから講義の様子を撮影した写真講師が具体物をもって説明している写真

視察研修:「水道記念館・ミルクの郷・防災センター」  令和元年8月6日(木)

創造学園44期教養科45名が視察研修に行きました。最初に水道記念館を訪問しました。研修室で水処理の過程を学習したり、にごりをとる実験をしたりしました。その後、藻岩浄水場の施設見学をしました。自由時間に、各展示コーナーを回り、水に関わることを楽しく学びました。続いてサッポロさとらんどに向かい、そこで昼食をとりました。午後からはミルクの郷で工場見学をしました。最後は南郷通り6丁目の札幌市民防災センターで、強い地震・消火器の使い方・暴風30メートル等の体験をしました。ここでの体験は日常生活に直結する貴重なことばかりでした。8日間連続の真夏日の中、市内各施設を巡り、たくさんのことを体験し、充実した視察研修ができました。

学園生が前で実験をしている様子を撮影した写真浄水場を見学している写真ミルクの郷で説明を受けている写真防災センターで最初の説明を受けている写真