講義:豊平区の地形地質は支笏火山の贈り物  平成31年2月5日

山の手博物館理事の若松幹男先生にご講義いただきました。地球の成り立ちから始まり、豊平区の地質のお話と講義が展開しました。古い時代の泥岩や砂岩、粘土層、豊平川扇状地堆積物の上に支笏火山の堆積物が重なっているとのことです。続いて支笏火山の話になり、5万5千年前に始まり100年前までの噴火まで、支笏湖が今の形になる過程を説明していただきました。後半は昨年9月の胆振東部地震についてお話を伺いました。分かりやすい写真や多くの具体的な資料提示で、終始学園生をひきつける話でした。地質を研究され、またその知識を小学生にも伝えていらっしゃる先生の、これまでの実績を感じた楽しいご講義でした。

研修室の後ろから講義の様子を撮影した講師の後ろから講義の様子を撮影した写真研修室の後ろから講義の様子を撮影した講師の後ろから講義の様子を撮影した写真