視察研修:「室蘭の歴史と観光資源」   令和元年8月2日(金)

創造学園43期専攻科の視察研修を「室蘭の歴史と観光資源」と題して行いました。歴史や時代の流れを意識して室蘭の各施設を回りました。室蘭市民俗資料館&南部藩跡地から始まり、そこでは館長、学芸員から詳しいお話をいただきました。道内1号目の室蘭水族館、旧絵鞆小学校円形校舎等を順次視察しました。午後からは景観の素晴らしい地球岬を訪れ記念写真を撮りました。室蘭製鋼所、新日鐵住金、JXTG室蘭製造所等の大きな施設を車窓から見て回りました。室蘭の町を一周する中で、たくさんの施設とお話で、「室蘭の歴史や観光」を十分に楽しみ、理解できた視察研修になりました。

民俗資料館で説明を受けている様子の写真南部藩跡地で説明話受けている写真水族館で水槽を見て回る写真地球岬で全員の集合写真

講義:「良い眠りで元気な毎日を過ごす」  令和元年7月25日(木)

北海道医療大学の萩野悦子先生にご講義いただきました。最初に7月1日に行われた医療大学での「合同講義」を振り返り、講義のねらいと学生さんの感想を伝えてくださいました。感想として、「学園生が多くの経験を積み重ねていることで、述べている言葉に説得力を感じた。」「向上心を持ち、挑戦することが生きていくハリになる」などを上げ、学園生との交流が学生さんにとって貴重な学びとなったことをお話いただきました。講義では、眠りの仕組みや働き、よい眠りのための方策について、クイズに解答する形で進行し、最後は①若い時の眠りを求めない②普段の生活に支障なければよしとする③よい眠りはよいご飯とよい活動から、と締めくくりました。睡眠と健康についてしっかり学んだご講義でした。

講師の後ろから講義の様子を撮影した写真講義の様子を撮影した写真講師の後ろから講義の様子を撮影した写真講師の後ろから講義の様子を撮影した写真

講義:「自然との調和」       令和元年7月23日(火)

月寒公民館館長・創造学園副学園長の南博様をお迎えしてご講義いただきました。「自然との調和」と題して、アメリカシロヒトリという蛾のお話から始まり、鳥のシジュウカラ等を例に自然界の大原則「2匹の親から2匹の子が育つ」について説明されました。クイズやエピソードを交え楽しい雰囲気の中で、魚類の鰊、鮭、…、両生類、爬虫類と進み、類人猿、人間へと、その進化についても触れられました。私たちも自然の中で生きる動物であることを再認識することとなりました。リズムある語り口とゆったりとした展開で、学園生は何度もうなずくことが多く理解を深めていました。今日の講義の続きはいつあるのかなという期待の声も聞こえていました。

講義の様子を撮影した写真講師の後ろから講義の様子を撮影した写真講師の後ろから講義の様子を撮影した写真講義の様子を撮影した写真

講義:「めざそうエイジングフリー」      令和元年7月18日(木)

たけだ整骨院の岩崎洋介先生にお話いただきました。「生涯歩ける身体づくり」というテーマで、理想の立位姿勢のお話から始まりました。体幹のインナーマッスルを鍛えること、中でも大腰筋に着目して取り組むことの大切さを説明していただきました。片脚立ち(1分間)、両足つま先立ち、フォワードランジ、座って膝伸ばし、カーフパンピング等の具体的な動きを体験し、それぞれの動きの効果や注意点に、学園生の多くはなるほどとうなずいていました。講義の終わりでは、学園生から悩みや疑問等の質問を受けました。質問に対して、一つ一つ具体的に丁寧に答えていただきました。岩崎先生の穏やかな雰囲気の中で、ポイントを楽しく学習した講義でした。

講義の様子を撮影した写真実際に体を動かしている写真講義の様子を撮影した写真講師の後ろから講義の様子を撮影した写真

実習:ラミネート作品「しおりづくり」    令和元年7月16日(火)

創造学園44期教養科では、「ラミネート作品(しおりづくり)」の実習をしました。学園生45名全員、一つ一つの材料を確認して、丁寧に順序よく作りました。ラミネーターの機械を使うところではうまく扱えるか不安で戸惑う場面もありましたが、しおりの2個目の作成に入るとしっかりとした手つきでやっていました。学園生みんなが遅れることなく、実習は順調に進みました。今回の作品は、「しおり」でしたが、個性豊かにアレンジした作品が多く、完成した作品を手にして十分満足した様子がうかがわれました。今日の「しおり」づくりから、いろいろなラミネート作品づくりに発展していくことを願っています。

しおりを作っている班の様子を撮影した写真判で作業している様子を撮影した写真班で作業している様子を撮影した写真完成したしおりを撮影した写真

視察研修:「あやめ野小学校と交流」    令和元年7月11日(木)

創造学園43期専攻科45名が、札幌市立あやめ野小学校の交流会に参加しました。この交流会は今回で33回目となる創造学園の伝統行事です。小学生にとってもお年寄りと交流する大事な学習の機会と伺っています。最初に竹村校長先生のご挨拶で迎えられ、続いて体育館で全校児童とふれあい集会を行いました。名刺交換、猛獣狩りに行こうゲーム、全校合唱と進み、学園生からはサプライズとして読書の励みにと「しおり」のプレゼント、更に学園歌を聞いていただきました。そして、3時間目は各学年の授業に参加しました。1年:生活科「昔の遊び」、2年:図工科「動くおもちゃ」、3年:図工科「ぶんぶんごまを作ろう」、4年:図工科「三原色でもやしを描こう」、5年:書写「はんこを作ろう」、6年:書写「意気込みを書こう」などの授業でした。交換した名刺を大切に持ち帰る学園生の嬉しそうな表情と会話が印象的で、たくさんの元気を頂いた交流会でした。

名刺交換の様子を撮影した写真学園生がお礼をしている写真学園歌を歌っている写真参加した授業の様子を撮影した写真

視察研修:青少年科学館「プラネタリウム&展示」          令和元年7月9日(火)

創造学園44期教養科の学園生44名が、青少年科学館視察研修を実施しました。バスや地下鉄を乗り継いで現地集合しました。始めに、プラネタリウムを見ました。前半は、星の見方や札幌の星空等の解説を、映像とともに聞きました。後半は、KAGAYA制作の「星の旅~世界編~」を見ました。満天に映し出された星空、世界各地の景観(北米、ハワイ、ウユニ、…)、色鮮やかで迫力のある映像に魅了されました。その後、2階3階の展示室を中心に見て回りました。雪のシャンデリア、音や光の無限反射、パワーフォレスト等、たくさんの体験を通して、たくさんの不思議を感じ取りました。市内の小学生がたくさん来ていて、小学生と一緒に楽しく感動していました。

学園生が展示室を見て回る様子を撮影した写真パソコン工房で楽しむ学園生の様子を撮影した写真学園生が展示室を見て回る様子を撮影した写真カメラの特殊技術を説明してもらう様子を撮影した写真

講義:「終活、身辺整理、…そして、健やかな生き方を」         令和元年7月2日(火)教養科 令和元年7月4日(木)専攻科

創造学園44期教養科、43期専攻科は医療法人社団「豊生会」の長井巻子先生にご講義いただきました。人生100年時代を迎え、国民のそれぞれの世代の生活態様が変わってきた現状を示されお話は始まりました。また、高齢期の課題として、5つの視点を上げて、具体的な問題点を提示されました。そして、後半は終活や身辺整理に関わることを更に分かりやすく、身近なこととして説明していただきました。独居老人の生活を取り上げたDVD視聴は刺激的ではありましたが、前半のお話の意味を捉える上で有効であり、今日の講義の意義をより深く理解するのに役立っていたと思いました。学園生は終始うなずいていたのが印象的で、今後に向けてたくさんの示唆と意欲をいただいた講義でした。

講義の様子を撮影した写真前から講義の様子を撮影した写真講義の様子を撮影した写真講師の後ろから撮影した写真講師の後ろから撮影した写真講師の後ろから撮影した写真講義の様子を撮影した写真講義の様子を撮影した写真

視察研修:「北海道医療大学合同講義」&「江別蔦屋書店」  令和元年7月1日

創造学園43期専攻科43名が、今年で13回目となる北海道医療大学での合同講義に参加しました。この取組は、医療大学看護学科3年生の学生の皆さんに学園生が「自分史」を語ることで、学生の皆さんが実習で接するお年寄りと元気な高齢者とはどんな違いがあるかを体験してもらう企画です。学園生には今の若者たちについて知る得がたい機会として実施しています。当日は大学の講義時間に合わせて、午後日程になりました。そこで午前中は江別の蔦屋書店の視察研修を行いました。さて、医療大学では、学園生が20のグループに分かれて交流しました。出会いはお互いに緊張していましたが、交流後は、学生の皆さんも学園生も笑顔一杯で、楽しい交流となり、1時間30分の時間があっという間に過ぎたように感じました。最後は全員で合同講義を振り返り、内ヶ島先生のコメントに応えて、学園生を代表し工藤43期会長のあいさつで締めくくりました。この「合同講義」が、いつまでも続いてほしいことを改めて感じています。

合同講義の様子を撮影した写真グループ交流の様子を撮影した写真薬草園で観察する様子を撮影した写真蔦屋書店を視察している様子

講義:「認知症を知ろう、考えよう」   令和元年6月27日(木)

北海道医療大学看護福祉学部の内ヶ島伸也先生にご講義いただきました。認知症高齢者462万人という2012年の厚労省の推計の数値から講義はスタートしました。更には予備軍が400万人とのことです。認知症は高齢者にとって他人事ではなく、自分たちで対策を考えておく必要があるということがわかりました。認知症とはどんな病気か、ふつうの物忘れとどこが違うのかとお話は続きました。講義の後半は、認知症になった方の言葉が紹介され、予防のために、食事だけでなく、「運動」「知的活動」「コミュニケーション」の3つを教えていただきました。いまだ有効な治療法がない「認知症」について、恐れずに向き合える心構えを学んだご講義でした。最後に7月1日予定の「合同講義」について大学から期待することをお話いただき、終了しました。次回は7月1日北海道医療大学の視察研修です。

講師側から講義の様子を撮影した写真講義の様子を撮影した写真講義の様子を撮影した写真講師側から講義の様子を撮影した写真